◎ 暑中見舞いはがきを出す時期
暑中見舞いはがき出す時期は、二十四節気の「小暑」(7月7日)から
「立秋」の前日(令和元年は8月7日)までが一般的です。地域にもよりますが
梅雨明けを目安とされる方も多いようです。また、最も暑さが厳しいとされているのが、
夏の土用の約18日間(令和元年は7月20日〜8月6日)です。
この時期を待って投函するのも本来のお見舞いの意味として好ましいようです。
◎ 残暑見舞いはがきを出す時期
残暑見舞いはがきを出す時期は、二十四節気の「立秋」(令和元年は8月8日)から
8月末日までが一般的です。暦の上で立秋を過ぎても厳しい暑さは続きますが
9月はすでに「秋」と考える方もいるため、遅くとも8月末までには投函することが
マナーとされています。
◎ 暑中見舞いは日本独自の習慣
外国では、季節の挨拶状(Season's Greetings)を出す習慣はあるものの、
日本のような暑中見舞いや寒中見舞い、年賀状などを送る習慣はありません。
日本では、年賀状や暑中見舞いの元となる書状や贈り物を届ける習慣は江戸時代から、
暑中見舞いはがきを出す習慣が広まったのは大正時代からと言われています。
目上の方やお世話になっている方へ日頃の感謝の気持ちを何らかの形で贈りたいと
考える日本人の気質がこれらの習慣を残してきたとも言えます。
年賀状を出す相手やお中元を贈る方へは暑中見舞いを出さないなど、さまざまな考え方は
ありますが、人とつながるひとつのツールとして暑中見舞いはがきの文化も大切にしたいものです。
◎ 令和元年の暑中見舞いはがき
今年は令和元年。令和元年(欧文ならthe 1st year of Reiwa era)と印刷できる
記念すべき暑中見舞いは、当然ですが今年だけ。今年の年末に出す年賀状も令和2年の
年号表記になるため、せっかくですからこの令和元年に暑中見舞い、残暑見舞いはがきを
出してみませんか?
◎ かもめーるはがきと私製はがき
弊社では今年からかもめーるはがきへの印刷も承りをはじめました。
年賀状にお年玉くじつきはがきがあるように、暑中見舞いはがきにも「くじつき」の
楽しみがあります。年賀はがきのくじとは少し違い、かもめーるの当選品には現金も
あるとのこと。令和元年(2019年)の抽選日は9月2日(月)となっています。
弊社では、絵柄が大きく印刷できて、より見栄えのする私製はがきへの印刷もおすすめ
しています。私製はがきには、切手代を窓口でまとめて支払うことができる「料金別納
郵便」枠を印刷していますので枚数の多い法人様にご好評を頂いています。
◎ 暑中・残暑見舞いの印刷内容
見出しの挨拶文(タイトル)は「暑中(残暑)お見舞い申し上げます」や
「暑中(残暑)お伺い申し上げます」が適切です。弊社では日本語の場合、
すべて「暑中(残暑)お見舞い申し上げます」としていますが、ご希望の場合は
お伺い申し上げますへ無料で変更いたしますのでご注文時にお申し付けください。
見出しに続く本文は、自身の近況と相手の健康などを気遣い、無事を祈るひと言で
締めくくるのが一般的です。結びの季語は、暑中見舞いの場合「盛夏」、残暑見舞い
の場合は「晩夏」「立秋」「葉月」などとします。